• テキストサイズ

烏と猫と梟と。《ハイキュー!!》

第12章 夏休み合宿~三日目~。



腕時計を見れば、時刻は11時を過ぎていた。早く届けないと、寝ちゃうかな。あれ、キャプテンミーティングって、あるんだっけ?

京治さんのジャージを片手に、廊下をとたとた歩く。梟谷の部員が寝泊まりしている部屋には、まだ明かりが点いていた。

コンコンッとノックをすると、どうぞーと声が返ってきた。

『失礼しまーす』

ガラッとドアを開けると、そこにはまあ、リラックスしきった姿がありました。布団の上にはお菓子のゴミがそこかしこに散らばる。トランプがばらまかれていたりもする。

コレ、修学旅行か何かですかね!?

「あれ、音駒の…?」

『あ、一応音駒ですけど、本当は烏野です』

3年生のたしか木葉さん、が少し驚いたような顔をしていた。

「名前なんだっけ、えーと、木兎が…」

『日向朱里です』

「そーそー、朱里ちゃん。そーいや烏野のチビちゃん、いとこなんだって?」

『そうです、翔ちゃんに聞きましたか?』

「いや、木兎と赤葦が言ってた」

木兎さんと京治さんだったのか。

「で、ご用はなーに?」

『そうでした、京治さんいますか?』

「赤葦?いや、戻ってないけど…」

まだミーティングかなー、と木葉さんは言った。こんな時間まで会議とは、副主将もなかなか大変なようだ。

「なんかあったの?」

『いえ、ご本人にお話だったので、少し捜してみますね』

「ほいよ。気いつけてねー」

『はい、おやすみなさい、失礼しました』

ペコリと一礼して、ドアを閉めた。なんだ、京治さんまだいなかったのか。でもこれ朝にはないと困るだろうしな…

そんなわけで、京治さんを捜しに夜の校舎を再び歩くのでした。


     
/ 286ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp