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名もなき恋物語【ONE PIECE】

第10章 【番外編】副船長の過去


~おまけ~

ペ)「まじで船と海賊旗だけかよwww

あんたよく今まで1人で旅出来たな!」

船に乗り、何も見当たらない船内に腹を抱えて笑うペンギンを見てピキリと青筋を立てると買ってきた食料を渡す。

ロ)「今日からお前が食事係な」

ペ)「は?」

ロ)「それから船内の掃除と洗濯、進路と風向き、海軍やザコとの戦闘、見張り、買い出し…全部1人で出来るよな?」

ペ)「待て待て待て待て!!

2人で分担するもんじゃねぇの?!

つーか俺航海術とか持ってねぇし!」

ロ)「俺は今まで1人で旅してきたんだ。

よく出来た、って賞賛するなら代われクソガキ」

ペ)「いや、俺戦ったこととかねぇから?!」

ロ)「それならほら、これやる」

ペンギンの批判をもろともせず懐から銃を出すと放り渡す。

ペ)「じゅ、銃とか使ったことねぇ…」

顔を引きつらせるペンギンにローは鼻を鳴らすと床に座る。

ロ)「なら体術でも学べ。

必要なら剣でもなんでも買ってやるよ」

ペ)「この、鬼船長!!!」

寝る体勢に入るローにペンギンは大声で喚くとローはroomを広げ、ペンギンの腕を帆の上へ置く。



ロ)「追加だ。

“鬼船長”には敬語を使え。」


ペ)「…了解シマシタ」




トラファルガ・ローを影で支える男、

副船長のペンギン。

こうしてこの男は、

何をやらせても優秀になった。
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