第6章 前方注意
その後白ひげを呼んで迎える。
もっとも歓迎の意はないが、向こうに攻撃の意思がなかったため下手に手出しをしない方がいいと判断した。
白)「で?なんの用だ」
シ)「お、生き返ったってのに元気だな!
本当は“あの日”に会いに行こうと思ったんだが…
中々いい風吹かなくてな、間に合わなかった」
白ひげの迫力を前になんともなさそうに笑いながら話を始めるもしばらくすると口を閉じて笑みを浮かべる。
シ)「………穏やかじゃねぇな、どいつもこいつも睨みやがって。
少しは和もうって気になんねぇのか?」
白)「1番切迫してんのはてめぇだろ
…で、何の用で来た」
シャンクスが放つ覇気の力で既に白ひげ海賊団のクルー数人が床に倒れているのを横目にシャンクスを睨み、問う。
シ)「ん?あー、悪い悪い!
いやあ、新聞見てな。
与奪者クレア…船に乗せてんだろ?
呼んで来てくれ。」
笑みを浮かべながら言うシャンクスを前にその場にいる全員の表情が消えた。