• テキストサイズ

名もなき恋物語【ONE PIECE】

第3章 小競り合い


エ)「クレア…!

お前今病み上がりなんだから大人しくしとけよ!

何かあったらどうすんだ________

マ)「お前もだろこの馬鹿。

いつも食って寝る奴が慣れねぇことしやがって」

クレアに詰め寄り、怒ろうとするエースをマルコが横から頭を叩き、そのままクレアにでこぴんする。

マ)「お前さんも悪いからねい。

2人共反省しろ」

貴&エ)「「はーい」」

2人で叩かれた場所を抑えながら、拗ねた顔で返事をして、顔を見合わせて笑う。



次第に夜は更け、宴も終盤を迎えるとクレアは外に出て、船のデッキの端にある椅子に座る。

貴)(今日は嬉しいことばっかりだった。

いや、この能力を得て、初めてこんなに嬉しいと思えたな…

こないだはマルコさんにありがとう、って言ってもらえて、今日はちゃんと戦えた…)

クレアは自分の手をぎゅっ、と握ると嬉しそうに笑みを浮かべる。

貴)「海賊になるとは思ってなかったけど…

この能力を好きになれる時も来るのかな」



しばらくするとうとうとし始め、そのまま寝てしまったクレアを通りかかったエースが抱き上げると元マルコの部屋まで運び、ゆっくりとベットに下ろす。

エ)「…おやすみ」

額にキスを落とすと頭を撫で、当たり前のように隣に寝転んでクレアを抱きしめてエースも眠りに落ちた。
/ 173ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp