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名もなき恋物語【ONE PIECE】

第1章 時代を覆せ


ジ)「おい、マルコっ!!どうしたっ!!」

睨み合っていると、デッキの上からジョズの大声が響くように聞こえる。

マ)「客だよい」

?)「邪魔していくつもりはないんだがな」

マ)「…で、お前さんの能力はなんだい?」

?)「答えを教えたらつまらないだろ?
当ててみな。」

マ)「…ふざけた野郎だねい」

?)「どうも。」

マルコは青年をよく見る。

憎たらしい笑みを無視し、観察していると違和感に気づく。

マ)(飛んでいるんじゃなくて…
…浮いている…?)

マ)「風の能力者かい?」

?)「!
…半分正解で半分ハズレ…だな。
でもいい線いってるぜ!」


青年が言い終わると同時に突如強風がふく。

一瞬だったが、
青年が何かを呟いて、手をかざしていたのが見えた。

突然の強風に受け身をとったが、青年の能力を受けて僅かに笑みを浮かべる。

マ)「なにがハズレだよい。
どうみても風の能りょく…、っ!!
どこ行った…?!」

いつの間にか目の前にいたはずの青年が消えていた。

白)「マルコ!
潜るぞ、準備しろ。」

マ)「…ああ。」

突然消えた青年の姿を探すが、辺りには人影が見えず。


海面で魚が1匹跳ねた。






~モビー・ディック号船内(海中)~

マ)(…あの男はどこにいったんだよぃ…)

水面から離れた海の中。

マルコは船の中でひとり、考えていた。

マ)(普通風は人に見える速度でしか移動できない。
けどあの時すぐ辺りを見渡したが誰もいなかった…
じゃああいつは風の能力者じゃねぇってことかい?
…そもそも半分当たりで半分ハズレって何だよい。ふざけやがって…)

そうしてマルコが悩み、考えている間にも予定の時刻は迫っている。






_________エース処刑まで、あと3時間半。
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