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名もなき恋物語【ONE PIECE】

第1章 時代を覆せ


背後から声をかけられ、ゆっくりと振り返る。

?)「…流石…というべきか?
一番隊隊長、不死鳥マルコさん?」

マ)「挨拶もなしに帰るのは
ちょいと礼儀知らずなんじゃねぇかい?」

?)「ふふ…そいつは失礼した。
急いでたもんでな」

マ)「…へぇ…」

マルコは、目の前の不思議な人物を見る。

相手は、175cm程度のごく普通の青年。
歳は20歳前後だろう。

…問題はそこじゃない。

マ)(……何で宙にいるんだよい)

そう。
自分は“悪魔の実”によって、宙に“飛んで”いる。

…だがその青年は何か機械をつけているわけでもなく、宙に“いる”…。

マ)「能力者かねい…!」

そう言うと同時に、マルコは青年に威嚇程度の攻撃をする。

相手が何であれ、不審者に変わりはない。

敵なのかどうかはわからない。

…だが…。

マ)「さっき俺達に何したんだよい」

何かされた。

得体の知れない、わからない。

“なにか”をされた。

?)「チッ…礼儀知らずなのはどっちなんだか…」

マ)「!」

マルコが攻撃したにもかかわらず、
無傷。

本気の攻撃じゃないとしても、特に避ける動作も攻撃をかき消す動作もしていない。

どう見ても青年は能力者。

それも、ロギア系。

マ)「お前…何者だよい」

その言葉を聞いて、青年はまた小さく笑みを浮かべた
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