第3章 小競り合い
マルコの言葉を遮り、部屋に入ってきたエースはマルコの胸ぐらを掴む。
エ)「いつまでたっても戻って来ねえから呼びに来たら…
何質問責めしてんだよ」
マ)「…何か悪いかい」
エ)「悪いな。今クレアは体調悪いことくらい知ってるだろ。」
貴)「いえ…マルコさんの言うとおり、白ひげさんに能力を返してから大分楽になりました。
それに、能力のことは皆さんも不思議に思ってるでしょうし」
マ)「…本当はお前さんが1番気になってんだろ、エース」
マルコはエースの手を払うとにやりと笑う。
エ)「…うるせぇ」
貴)「白ひげさんとエースさんを生き返らせることが出来たのは、自分の能力で奪ったコピコピの実の能力です。
マリンフォードに行く前に皆さんの身体の情報をコピーして、マリンフォードについてからエースさんの情報をコピーしました。」
マ)「で、それをペーストした、ってことだな。」
貴)「はい。
なので、エースさんの情報は海楼石が付いてる状態だったので、一時的に能力や運動能力が使えなかったのだと思います。
コピーの能力だけでは足りない所もあるので、それは自分の能力を使ってます。」
エ)「じゃあ事前にコピーしておかないと治せない、ってことか。」
貴)「はい。
…完璧では、ありませんので」