第1章 時代を覆せ
船員)「親父っ!!エースが海軍に………っ!!」
ここは海の上。
そこは船の上。
いつも賑わいの声が響く船は、その一声により今日はどよめいた声でいつもより騒がしさを増した。
その船は
白)「…!!
…息子達よ、戦闘の準備だ!」
「「「おぉおぉぉぉおぉ!」」」
誇り高き、海賊船。
ここ、白ひげ海賊団。
その2番隊隊長であるポートガス・D・エースが、黒ひげティーチの手によって、インペルタウンに幽閉。
そして、今日、処刑される。
その情報を聞いて、仲間であるエースを助けるべく。
彼らは闘志を胸に戦争の準備を始め出した。
?)「…」
それを見張り台の上から見ている人影が1つ。
?)「…エースさんを助けようとしている…
…相手は海軍本部なのに、か」
その人物は小さく笑みを浮かべ、一味にむけて、手をかざす。
?)「…《》」
小さく言葉を呟くと、その場を去るべく背を向けた。
……直後。
?)「待てよい」