第15章 戻ってきたぞっ!!
「ぶっは!!…、ごほっ…ごほっ…えっ、い、いきなり爆弾投下しないでくれよ!」
突然のイケメンという爆弾を投下してきたが書いた文章に思わず煙を吐き出し、噎せてしまった。
涙目になりながら文章に対してツッコミを入れる。
「色々言いたい事があるが………。まず全部読んでしまおう……。」
ふぅ、と咳が落ち着いた後息を軽く吐き、落ち着かせる。続きを読むために指を動かしスクロールしながら一口タバコの煙を吐き出す。
いやーーさ、カラ松の姿になって、カラ松を等身大の鏡で眺めたり服を着替える時のふわりと香るあの良い香りとか歌った時の時の声とか喋った時にたまに掠れる声(普通の声も神レベルでカッコ良い)とかも全てカッコ良いしさ、もう息してるだけで幸せだったんだよねぇ!
本当にもう、ありがとうございます!!うへへwww
あ!後ね、多分、つか絶対カラ松が自分で思ってるよりも何倍もカラ松愛されてるよ!ヤバい笑
カラ松になって本当に思ったwみんなめちゃくちゃ可愛いね♡笑
あー、ヤバい、そろそろ書き終えないと時間無くなるわ。
じゃあ、最後に…こっちの世界すんごい楽しかったよ!ありがとね!自分の世界に戻ったらおそ松さん一話から見直すわ!!!カラ松はみんなのアモーレ!!!
あっ、カラ松の携帯の写真見てみて!
私いっぱい写真撮ったんだ!多分これで私が何をやったかまぁまぁ分かると思うんだわ。
たまに私の趣味全開の写真とかあるかもしれないけど…まぁ、それは許して。笑
あと、写真とか撮ったけどその他の所は触ってないし見てもないから安心してよ!ww
んじゃ、そろそろ!んじゃーね、大好きだよ!
カラ松クラスタのより
「……………おう……これは…ちょっと、ヤバいな………」
タバコを灰皿に押し付けた後、片手で顔を覆った。
(って何なんだ!!?
そんな簡単に俺の好きな所をいっぱい書いたり…大好き、とか………書かないでくれないか!!
もう会えないのに、会いたくなってしまうじゃないか!!!ううぅ………。)
恥ずかしさで顔が熱くなりながらの言われた通りにアルバムを開く。
「……………………おお、いっぱいブラザー達が写ってるな、んんん!?」
タップして一枚一枚ゆっくりと見ていると、俺からすれば信じられない一枚が写っていた。