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バーでの出会い

第12章 た、楽しいシェアハウス






「え、あそれもうちょっと細かく切って」


『おっけー』



なかなかやるじゃない

え、これで2って何やらかしたのよ



「ね、ねえ?」



『なに?』


「見たところ2の評価つかなさそうだけどなんかやったん?」


『え、それ聞く?』



「あ、ダメだった?」



『いやいいけど、

家庭科の先生めっちゃ美人だったじゃん』


「ああ、確かに」



『友達とふざけて先生に色々やってたら2になってた』



「……完全に嫌われてんじゃん

いろいろって何よ」


『いやーそのー

友達が、やれって言うから?こけたフリして水ぶちまけて先生にかかったの

その…下着すけて見えてた……いや、わざとなんだけど、友達が見たいっていうから

俺は嫌だって言ったんだけど、妹を盾にされたから

やらざるを得なくて……


そんな目で見るなよ、俺だってやだったの


そのあとも何回か色々やらせられてて、 俺……』


「いや、なんかごめん」



まあ、なんとも最低な野郎だけど

妹ちゃんを盾にとはなんて卑怯な


……って、違う違う


相変わらずのシスコン発揮して、ただ罪なすりつけられてるだけじゃんそれ


そういうの区別できるやつなんだけど妹ちゃん関わると、何もできないのな


「……ご飯できたし、食べて元気だして」


『うん……』







いただきます



あーやっぱり味噌汁っていいなぁー
『味噌汁っていいなぁー』

思ったことと同じこと同じタイミングでいったw


「元気でた?」


『うん、味噌汁の力、いや味噌汁を作ってくれた紫音の愛情のおかげで元気になった』



何をまた変なことを


「……ドヤ顔するな決まってないから」


『えー?今のカッコよくない?!』



「ごめん、わかんないわ

味噌汁の方が魅力的」



『味噌汁に負けたのか……

まあ、味噌汁だからそりゃ負けるわ』
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