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バーでの出会い

第11章 真実


『紫音姉ー!すみません待ちました?』


「ううん今来たとこ」


『よかったーんじゃ行きましょ!いいとこあるんです』


「楽しみー」










連れられてきたのはなんともおしゃれなカフェだ


「なにここ、めっちゃおしゃれじゃん」

『でしょー?紫音姉絶対好きだと思ったんですよー

よかったー』



「それにしても兄妹で私のこと監視してるんじゃないかってくらい私の好みとか知ってるよね
ほんとなんなの?w」


『まま、いいじゃない
さ、入りましょ』









いらっしゃいませー


『ええとーあそこの席にしましょ』


「うん」




お決まりになりましたらお伺いします


『んー私は、ミルクティーと紅茶のシフォンケーキで』



「私はコーヒーとチョコレートケーキで」


かしこまりました










「それで、話いっぱいあるて言ってたけど、なに?」


『私いま大学に行ってるんですけど、実はこの前好きな人ができたんです』


「来た、そういう話大好き」



『それがですね、出来たのはいいんですけど、話しかけられなくて』


「うそ、そんな子いるの?!誰とでも仲良くできちゃうのに」


『それがもうイケメンで、近づこうもんなら目がやられますよ、写真見ますか?』


「あるの?写真!」


『ありますよ、ほら』







うわ、ほんとイケメン

「私もこういうタイプの顔好き」



黒髪でシュッとしてて目つきは悪い気もするけどそれがまたイケメン



でもやっぱりイケメン見ると・・・・ダメだなーwwww

絶対この人なんか秘めてる感じするよ?w

『何笑ってるんですか?』




「いや、こういうイケメン見ると恭雅みたいにシスコンだったり、変な性癖とか持ってたりするんじゃないかって思っちゃうのよ」



『なにそれ紫音姉らしいですね』


「え、そう?」


『でも紫音ってなんかたまに読めないんですよねー』


「え?」


たまにってことはだいたい何考えてるか知られちゃってるってことだよね

恐ろしいわこの兄妹



『なんか悩んでるって聞いた時に紫音姉のこと見てるとそんな素振り見せないし、むしろいつもより元気だし
ちょっと意味わからない』
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