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バーでの出会い

第11章 真実


翌朝、恭雅がまだ寝ている中メモだけ置いて家を出た

確か今日、浩二は休みだったはず

もう起きているだろうか……電話してみよう


プルルルルルルル

「…出ない、か」

しょうがないよね、とりあえずあそこのカフェでコーヒーでも飲もうかな



いらっしゃいませーお決まりでしたらお伺いいたします

「ええっとホットコーヒーMサイズで」



やっぱり天気のいい朝に外を眺めながらコーヒーを飲むのは最高だ

さて、どうしたものか…いきなり家に行くのはさすがにまずいかな
でもちゃんと話すにはそれくらいしても……
うーん

『そんなに眉間にしわ寄せてるとそんな顔になるぞ』

「え?」


『久しぶり』

「浩二…なんでここに?」

『朝の散歩してたら凄い顔してる人いたから注意してあげようかなーって
こんないい天気の朝から怖いですよーってね』


「…電話したのに」

『ごめん、いつも散歩の時は持ち歩かなくて』

「そう…」


『ちょっとさ、話さない?』


「うん、私も浩二とちゃんと話したい」

『じゃあ、いつもの公園で
汗かいたからシャワー浴びていくから5分くらい待っててほしい』


「わかった」




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