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バーでの出会い

第5章 自然の中で



「ちょっと高すぎじゃない?」


『いいよこんくらい 』


「でも…」

『いいの!ほらほら次に行きましょー』


「…ありがとう」












『じゃじゃーんここに泊まりまーす』


「綺麗なところーあ、カメラカメラ」




『こちらがお部屋になります、室内にもお風呂はございますが、大浴場もございますのでよろしければご利用ください』


「はい、ありがとうございます」


『ではごゆっくり…』







『広いねー』


「うん、広いーあ!お風呂お風呂!」


『景色も凄いな』

「カメラ!カメラ取って!」


『何でもすぐ撮るんだな』

「はやくはやく!」

『はいはい どーぞ』


「ありがとー」




(着信音)
『紫音携帯なって…』


「取って携帯ーってなにそんな怖い顔して」


『アイツから』


「あ、うん」



『出ないの?』


「だって浩二いるから…」


『いいよ出て』


「…じゃあ出るね」




『あ、もしもし?!やっと出たー』


「奥田どうしたの?」

『恭雅でしょ!そうやって呼んでよ』


「わかった…で?どうしたの?」



『いや何でもないけどちょっと声聞きたくなってー』








「あはははそういえばそういうのあったねー」


『そうそ!であの時俺がさー』



『ねえ紫音電話長くない?』

「え、あごめん切るよ」


『ん?どうした?』


「あ、ごめんまた今度話そ!」

『なんで?あ、彼氏さん?』


「うん、ごめんね」


『いいよ、ごめんねこっちこそ、じゃあまた』







『また俺のこと忘れてたでしょ』


「忘れてないよ」


『どうだかー』


「そんな目で見ないでよ、これから気をつけるから」


『わかればよろしい』


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