• テキストサイズ

バーでの出会い

第17章 好きな人


「・・・私やっぱり浩二が好き」





『そ、そっか、そうだよな』


「恭雅・・・あの、私 」



『いい、わかってるそれ以上言うな』



「う、うん」



『いつかこんな日が来るってわかってたし、それにそろそろこのシェアハウスもやめなきゃって思ってた』



「確かに浩二のことは好き、でも恭雅とも今までみたいに仲良く話したり、悠音ちゃんと3人で一緒にショッピングしたりしたい! だから・・・そんな泣きそうな顔しないで・・・?」



『・・・え?あ、俺、そんな顔してたか?悪い悪いゴメンな困らせて』



「いいの、恭雅には本当に感謝してるの昔も今も」



『俺は特別なにかしたわけじゃないよ』



「それが私の支えになってたの」



『そ、そうか

というか、もう明日にはこの家出るんだろ?』



「え?」


『だって浩二んとこに行くならこんなとこにいられないだろ?』



「ああ、そっか」



『そっかってお前そのままここに居ようとしてたのか?!』



「だってここお風呂もベッドも広くて好きなんだもん」



『呑気なやつw』



「なによいいじゃん、私のアパートのお風呂足も満足に伸ばせなかったんだもん!」



『お前、どんだけお風呂好きなのww』


「ストレス発散なのー」


『じゃあ風呂だけここに入りに来る気か?w』


「何その銭湯みたいなのwwww」

『金取るか?w』



「そこは社員ということで無料にならないですかねー」



/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp