第14章 秘密
そういえばみんな飲みに行ってたっけ
行こう
『もしもしー?今から行きたいんだけど…すぐ行くわ、はあーい』
早く忘れたい
後輩『どうしたんですか?珍しいですね先輩』
『たまにはいいだろ、ビール頼む』
それから何杯も何杯も飲んだ
後輩『先輩飲みすぎですよ!もうやめておいた方が…』
『うるさい、もう一杯』
そのへんから記憶が無い
気がついたら家に着いてた
紫音が心配そうにこっちを見ている
あーどんな顔してても可愛い
なんか言ってくれてる
「なんかあったの?」
『……』
あー可愛いチューしたい
あれ、全然違うこと考えてたな
それからもう、思い出したくない
紫音にはちゃんと伝えるべきか
その前に謝らないと