第11章 ハニートラップっていい響き。/ 少しエロいかもご注意
だんだんと神威の目が鋭くなってきたことに気づいた。
は、はは…と苦笑いしか出来なかった。
身の危険を感じてきたは、その場を離れようと席を立った。
パシッ
逃がすかと神威が手首を握る。
「ねェ」
『アッハイ(めんどくさいことになりそう)』
「俺にそのハニートラップってやつ、やってよ」
『ハイ、嫌な予感的中~~~!って言うかあれば何年も前のビジネスだから!こういうお遊びでやるもんじゃないから!バカなの!?』
掴まれた手を離せと上下に振る。
渋々離してくれたが、神威はブーとつまんなそうに呟いた。
「……だからお子ちゃまって言われるんだよ」ボソッ
ピシャリとの身体が止まる。
『…………言ったな』
「っ」
神威が体制を整える前に、が神威をソファに押し倒した。
いきなりの事に状況把握できない神威はあれやこれやと服を脱がされていく。
『"……へェ、いい身体してるのね"』
「…いきなり何」
『"何って、わからない? それとも、わざと聞いてるのかしら"』
神威のはだけた腹筋に指をツー…と通わせる。
「っのくせに…」
『"ふふ可愛い。感じてるの? そうね。身体は正直"』
そう言うとは神威を首元にチュッと跡を残した。
そしてふぅと息を吐き、神威の上から退いた。
『……で、ここでいつも相手を殺ってる』
「え?」
『?』
「おわり?」
『終わりだよ』
「そう」
神威は少し残念そうに天井を見上げたままだった。
『フフン♪ 私だってまだまだ現役でいけるかもねェ~ で、どうだった?』
「…そうだね、普段のなら絶対にしてくれない」
『する訳ないじゃん!普通しねェわ!』
「新鮮だったよ。じゃあ
反撃だ」
『……えっ? あっ』
あ~~~~~~~~~~~っっ!!
A(おーい、第一師団団長から何か届いてるぞ…って何で団長がここにいるんだよ)
K(阿伏兎~今起きれないらしいからそこにでも置いといてよ)
((し…しぬ……全身の感覚がない……日野ボイスやめよ……しぬわ……)