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自由気ままな食生活

第5章 5



『私どの位寝てた?』


ロー「2日だ」


『10食も食いそびれたんだ』


ロー「1日5食計算か」


『5食のうち2食はブレイクタイムだよ』


ロー「そりゃ金が消える訳だ」


『船出さなかったんだ』


ロー「お前の目が覚めるまで待っていた」


『ロー・・私ドフラミンゴが憎い、もちろんその一味も大嫌いだ』


ロー「ああ」


『・・でもローはあんな奴らとは違うよね?』


今にも消え入りそうなその声にローは地面に置かれた手をぎゅっと握った


ロー「俺は不治の中毒「珀鉛病」を患い、16年前に世界政府によって生まれ育った国が滅ぼされた
10歳で孤独の身となったその時にドフラミンゴと出会いファミリーに迎えられた

ファミリーに入って2年が経ったある日、俺はベビー5等に隠し名を教えたところをコラソンに聞かれた」


『隠し名って』

ロー「・・トラファルガー・D・ワーテル・ロー・・それが俺の名だ」


『D・・か、コラソンって』


ロー「ドフラミンゴの弟だ
コラさんはその名をを聞いて俺はここにいちゃいけないと言った
だが俺の体は脆くも蝕まれ逃げるなんて事は出来なかった。だがコラさんは俺を見捨てるどころか
俺を救うためドフラミンゴから”オペオペの実”を盗み、俺に自力で病を治せと実を食べさせた

だがその代償はデカかった。
コラさんの裏切りを知ったドフラミンゴはコラさんを殺害した。彼の命と引き換えに俺はドンキホーテファミリーから解放された

それからは俺は命をくれたコラさんの本懐を遂げ、ドフラミンゴを討つ為に生きてきた・・
ドフラミンゴをこの手で討つまで俺とコラさんの本当の自由はない
俺の殺したい男はお前と同じドフラミンゴだ
だから俺は王下七武海になった。
あいつを引きずり下ろす為に。


ベニー、お前は俺にとってコラソンと同じ大切な存在だ、だから・・船を降りるなんて言うな」


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