第8章 お酒はほどほどに
カラ松side
ちび太「おい!!てめー等そろそろ帰りやがれ!」
ちび太の言葉に目を覚ます
周りを見ると全員潰れていた
もちろん美咲も……
カ「そろそろ帰るぞ」
全員ぅ〜んと言いながら起き出す
カ「美咲、歩けるか?」
『……ん。カラ松く…ん』
っ///なんて顔で見るんだ///
顔を赤らめ瞳はトロンとしてこちらを見る美咲
無理もない。結構飲んだからな
カ「美咲、すまないが少し動かすぞ」
俺は美咲を自分の背中に乗せる
カ「ちび太ごちそーさん、ありがとな」
ちび太「あぁ、……がんばれよ」
がんばれ…か。…ふっ
カ「あぁ」
美咲を気にかけながら家へと歩く
他のみんなは随分先を歩いている
『んふふ……カーラ松。私ね、すごく今幸せだよ』
いきなり美咲は俺の首に腕を回していった
カ「そうか…っ///それはよかった。…実は美咲が心配だったんだ。時々悲しそうな顔するだろ?何かあったんじゃないかって」
すると美咲は黙り込んだ
カ「……美咲?」
『私…ずっと一人ぼっちだったの……。だから…ずっと辛かった…』
そうだったのか…
俺は生まれた時から6人一緒だった。美咲はずっと1人で色々辛かったんだろう。
美咲を見ると眠っていた
カ「大丈夫だ。美咲には俺たちがついてる。もう1人じゃないさ」
カ「美咲…俺はおまえが好きだ」
聞こえないとわかっているのにな…