第6章 トド松とお買い物♪
ん?なんか下の方で聞こえたような……
でも今日は疲れたなー
買い物って結構体力使うんだよね!!!足がぱんぱん
一「疲れてるみたいだね」
『ぅん、こんなに買い物したの何年ぶりだから(笑)』
一「……そっか。休んでれば?」
彼なりの優しさなのだろう。でも自分の荷物を一松くんにさせるのは申し訳ないから終わったら休もう
『荷物整理し終わったら少し休むよ。ありがとう』
なんか一松くん意外だな。正直何考えてるかわからないし六つ子の中でも一番絡みにくいというか……
でも!!いま一松くんと仲良くなれるチャンス!!!
『私ね。正直一松くんってよく分からなかったんだ』
一「………」
『でもね、まだ2日しかたってないけど…私のこと気にかけてくれて優しいんだなって思ったんだ!いまも手伝ってくれてる』
一「……僕はゴミだから」
彼は私から目を逸らした
『ゴミ?一松くんが?』
一「そ。ゴミ。人との接し方なんてわからないし友達もいない。ネコだけ」
だからいつも猫と一緒にいるんだ
『そうかな?私はそうは思わないよ?』
一「?!!!!」
ぐぃっっ
美咲は一松の顔を上げさせ自分と目を合わせさせた
『接し方なんて人それぞれだし、友達ならもういるじゃない!私は一松くんの事友達って思ってるよ?…あと、ゴミなんて自分のこと言わないで。一松くんはゴミなんかじゃない!!』
一「………。ありがと、美咲……ぁと、顔近い…///」
ぁっ。しまった!!!!やり過ぎた!!!!
『ぁ、あのさ!!///一松くん猫好きなんだよね?私も好きなの♪今度その猫ちゃん紹介してよ』
あの猫可愛かったんだよねー
一「いいよ。猫カフェもあるから一緒にいく?」
『いいの?!行きたい!約束ね!!!』
一「………あぁ///」
暫くしてみんなが二階へと上がってきた
なぜトド松がボロボロになっているかわからなかったが突っ込まないことにしよう。