• テキストサイズ

Season~声優さんと一緒~

第6章 Naughty(良平)


「あ…そう言えば明日早いんだった。」

時計を見ると1時。

「もしもし自由?事務所の方は大丈夫だった?」

「そっか。なら良かった。」


「それで、悪いんだけど…出て来れるか?」

「あのさ…うちに紗友ちゃん来てるんだよね。」

「いやいや。手は出してないよ。」

「それで、このコを迎えに来て欲しいんだよね。」

「うん…明日、地方に行かなきゃならなくて。」

「6時には家を出ないと間に合わないんだよ。」

「あぁ…悪いんだけど。」

「え?今からでも良いよ。」

「悪いな…着いたら連絡して。」


隣で寝る紗友ちゃんの髪を手で梳く。

「ハマりそうだな…」

起こさないように、額にそっと口づけをした。
/ 316ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp