第6章 Naughty(良平)
「こんばんは。紗友ちゃん。邪魔しちゃってごめんね。」
「……こんばんは……。お気になさらずに。」
「紗友!もう少し愛想振りまいてよ…」
「愛想無くて、すみませんね…。」
「お疲れさまです。乾杯っ!」
「紗友ちゃんさ。あ。紗友ちゃんで良いよね?」
「はぁ。お好きにどうぞ。」
「俺は良平で、よろしくね。」
初対面なのによく喋る方だな…
「グラス空きそうだけど、まだ飲めるよね?」
コクッと頷くと、手慣れた様子で店員さんに注文してくれた。
~♪
「あ。マネージャーからだ…。」
「ちょっと電話してきますね。」
そう行って自由は、席を立った。