第4章 二日目
「カエサルの豊満なワガママボディも良いしぃ」
私の流し目にカエサルがもう顔の造作がわからない程汁まみれになる。
「エミヤの引き締まったスレンダーボディも魅力的だなぁ」
サクッと音を立ててパイを噛めばエミヤが唇を何とも言い難い形に歪めた。
「マスター、二人も反省しているようですし、慈悲を与えては?」
私のコップ代わりのビーカーにセイロンティーを注いでくれながらパラケルスス。
もう、優しいんだからなぁ。
パラケルススは自分の信じる正義の為なら世間に悪と呼ばれようとブレないあたりが好きなんだよねぇ♡