第1章 出会った日
柿「おっと。」
コケそうになった私を柿原さんが受け止めてくれた
「あ、ありがとうございます」
お礼を言い上を見ると至近距離に柿原さんの顔があった
びっくりし急いで離れようとするが柿原さんは私の腕を掴んで離してくれない
「あの…」
柿「あ、ごめん!痛かった?」
柿原さんは我に還ったように手を離した
「いえ、大丈夫です」
小「内山先輩何やってるんですか!また彩花が倒れるかもしれないじゃないですか!」
内「ごめんって。流石に大丈夫かと思ったんだよ」
柿「倒れるって?」
小「この子極度の人見知りなんですけど、私達のサークルで顔合わせをやった時、自己紹介をすることになったんですけど、緊張で倒れたんです」