第1章 出会った日
私と内山先輩が
「いやいや、付き合ってませんから」
内「なんだよー冷たいなー」
「内山先輩は黙ってて下さい。話がややこしくなります」
内「ちぇー彩花が冷たいから立花のとこ行ってくる」
「ほかの人に迷惑かけないで下さいね」
柿「本当に付き合ってないの?
さっき内山君、キスしてたけど」
「内山先輩は酔うとキス魔になるんです。それにキスって言っても頬じゃないですか。もう慣れましたし」
柿「じゃあさ、彩花ちゃんは彼氏いる?」
柿原さんの質問に私は驚いた
「……なんでですか?」
柿「いや、彼氏がいたら彼氏が内山君に嫉妬するじゃん」
「……彼氏は…一応います」
柿「一応?」
「倦怠期ってやつですかね。あいつ学校辞めたんです。それからはなんか……疎遠で」
そっか
そう言って柿原さんは何かを考えている
声をかけようか悩んでいると
スタッフさんがそろそろ終わりにすることを言った