第3章 排球部、入部。
影山君がボールを上にフッと投げた。
そして何歩か踏み出し、飛んだ。
ドッ!!
ボールを打つ音とは思えないほどの音をさせて、
翔陽君のもとへまっすぐ飛んで行った。
それをみて私はこう思った。
きれい・・・。
私はすっかり見とれてしまった。
バレーとはふつうこんなサーブができるものなのかと。
田中「俺もとれるかわかんねー」
いや、ちがう。誰もがこんなサーブを打てるわけではない。
影山君が血がにじむほどの努力を続けてきたからだ。
影山「それのどこが去年と違うんだ」
日向「…もう一本。」
澤村「おい!」
教頭「主将の指示を聞かないなんて問題だねえ」
・・・はっ!
見とれている場合ではない。早く止めなくちゃ・・・!でもさっきは声をかけても止まらなかったし・・・!と、とにかく止めよう!!