第4章 銀魂 中篇 ②
「吉原を終わらせるのじゃ」
そうして浪士達を斬ってく
その中に高杉もいた…
「よぉ久しぶり、だな」
「う、うん」
お互い刀を構えて、カキンッと音が鳴る
互角だと思ってたけど、それまでの消耗もあり圧倒的に私の方が不利だ…
「琥珀、逃げたことに罰を与えなければならない」
「っっぅっ」
突如峰打ちされ高杉に体を預ける状態となってしまった…
目を覚ますとどこか冷たいところ…ここは…
手鎖と足枷がついてた
「琥珀、起きたか早速だが質問に答えろ、本当のことを言わなければムチでたたく」
「…はい」
とても早かったな、もう少し自由に外をいきたかった
「匿ったところは新撰組か?」
「ちがう」
バシッと音がしたと同時に痛みで顔が歪む
「では吉原か?」
「ちがう」
バシッ これって本当の事言ってもたたかれるよ…