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ひとつの宝箱 R18

第1章 銀魂 【中編1章】


そして手紙のやり取りからしばらくして
鬼兵隊が慌ただしい

「みんなどこ行くの?」
早々出かけるので隊士に聞くと

「貿易の相手国を襲撃するだよ、そうすれば幕府の責任は重くなるからな」


「どこでやるの?」
また同じ質問

「秘密」

「え?」
口元に人差し指でやってもこの人は駄目だこりゃ


でも言わないと!!!みんな出掛けてからでも遅くはないはず

みんなが襲撃に向かうと同時に、違う道へ走った

一か八かだ…
手紙にもこれが最後の手紙とまで書いたので本当に危ない


手紙を置くと同時に書いてあった手紙もその場で読む

「琥珀へ、へいへいちゃんと任務務めるぜぃ、今日は土方コノヤローを潰してやる、なかなかの生命力でなかなか折れないチクショー、というか、最近やたら旦那が琥珀琥珀ってうるさいんだけどいつ会えますかぃ?」

涙を堪える。泣いてる暇なんてない
急いで戻るとだれもいなかった

「ふぅ、セーフ」
一息ついたと思ったら
「お前を疑いたくはなかったがお前だったか」

「琥珀…どうしてッスか」

「なにか事情があるでござろう」

隠れていたのかいつの間にか続々とでてきた

そして晋助が近寄って 乾いた音がなったいやそんな可愛いものじゃない、ドスッという重たい拳だ


「晋助様っ!やりすぎっすよ!」

隊士達が琥珀を囲み心配する
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