第47章 谷地仁花の日記(その1)
『…仁花。私なにかしたかな?』
「どうしたの?」
私にそう声をかけてきたのは、私の親友であるかなたちゃん。今は一緒に男子バレー部のマネをしている。そんなかなたちょんは、一緒に登校してきて下駄箱を開けて固まっている。
『コレって、呼び出し…かな』
"春風 かなた。
放課後に部活棟裏にて待つ"
こ、これは由々しき事態!かなたちゃんが先輩達にボコボコにされる←勝手な想像です。
『これって、先輩達に相談した方がいいのかな?』
「清水先輩にLIMEで相談しよ!かなたちゃんに何かあったら、私イヤだもん!」
『う、うん…』