第17章 If 赤葦さんと結婚して子供がいたら
If 赤葦と結婚して子供がいたら…
※子供の名前は湊(固定)
金曜夜の設定
『湊。パパ帰ってくるから、お片付けしなさい』
「ほんと!?」
『本当よ。パパが帰ってくるのが早いか、湊がお片付けするのが早いか競争しようか?』
そういって湊に微笑むと、京治さんにそっくりの目がキラキラと輝いた。
「やる!パパよりはやく、おかたじゅけ!」
ヤバい…。
おかたじゅけとか、なんて可愛い。
ママの顔、ニヤける。
「おわったぁ!」
『あら、早い!じゃ、湊の勝ち。ご褒美に夜の唐揚げの味見する?』
「する!!」
そうして、味見をさせた直後。
─ガチャ…
『パパ帰ってきた!』
「おかえりなしゃい!あぁぁ!」
『おかえぇぇぇぇぇ!?』
「スミマセン…」
「お!湊見っけ。木兎さんだぞ!ヘイヘイヘーイ」
「会社から出て、家に着く手前で何故か声をかけられました」
「声をかけられたとか!声をかけたの!」
「ぼくとしゃんだ!」
「おぉ!お前はいつ見ても赤葦そっくりな!」
『来るなら連絡を下さいってば』
「「スミマセン」」
『じゃ、京治さんは着替えてきて下さい。木兎さんは手洗いうがい。そしたら、湊と遊んで下さい。もう少しおかずを作り足しますね』
(ぼくとしゃんは、となり!)(いいぜ!)(ぼくとしゃん、あーん)(あーん、湊のママのご飯うめぇな!)(とりあえず、口の中のものを飲み込んでから喋って下さい)(湊もよ)((はぁい!))((木兎さんの影響が大き過ぎる(泣)))
あとがき
舌足らずな子供の事が可愛い過ぎるけど、木兎さんの影響が大き過ぎるって話でした