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ハイスペックな彼女(ハイキュー!!)

第15章 バレンタイン 3年組



清水の場合

『清水先輩!』
「あれ、かなたちゃん?」
『これ、清水先輩に。いつもお世話になってるので、少しですが食べて下さい』
「ありがとう。私も、部活の時に渡すね」
『!清水先輩からのチョコ!楽しみにしてます』

その時の3年生
(おい、美女が二人並んでる!)(しかも、チョコ!)(俺も欲しい!)(あんな美女に手作りとか渡されたら、骨抜きになるな!)



澤村の場合

『澤村先輩』
「お?春風、3年のクラスまでどうした?」
『今、皆さんにチョコを配ってて。コレ良かったら』
「まさか、作ったのか!?」
『はい。初めて作ったので少し不格好でスミマセン』
「いや、それは大丈夫なんだが…本命とかはいるのか?」
『?…いえ、残念ながら』
「そ、そうか…」

(どうして、そんなにガッカリしてるんですか?)(い、いや…そんなことはないぞ)(?)



東峰の場合

『旭さん!』
「あれ?春風、どうしたの?」
『今日、なんの日か知ってます?』
「まぁ…間違ってなければ、バレンタインだと思うけど…」
『はい。いつもお世話になってるので、どうぞ』
「え!?も、もしてかして、手作りなの?」
『いりませんか?(シュン)』
「ほ、欲しい!欲しいです!」
『旭さん、敬語になってますよ』

(それにしても、春風はなんでも出来るな。出来ない事ってないの?)(…知りたいですか?(ニヤリ))(な、なんか聞いちゃダメそうだな(汗))



菅原の場合

『スガさん!』
「おぉ!春風、そんなに走らなくても逃げないから大丈夫だよ」
『い…いえ。スガさんでコンプリートなので!』
「?」
『コレ、生チョコなんですが…大丈夫ですか?』
「マジで!?もしかして…」
『手作りですが?』
「!!サンキュー!」

(どうして、皆さん手作りにこだわるんですか?)(だって、やっぱりマネからのチョコって憧れる!)(そ、そうですか)


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