Fall in love with you【R18】
第4章 ●four
奥に、もっと奥に入りてぇ。
それを実現するように腰を打ち付ける。
「あ…あァ、ん、ひゃあ」
その度にあがる甘い嬌声。
余裕なんてとっくにねぇ。ムカつくくらいにいっぱいいっぱいだ。
「うかいさッ、烏養さん…うか、ンっ」
「そうじゃねぇだろ…」
「ふぇ?」
「俺の名前は?」
「けー…しん、さん…?」
呂律の回ってない舌で発せられた名前にドクン、と心臓が音を立てて跳ねた。
「っ、はは…やっぱ興奮すんな…」
思えばこの時から
少しおかしかったのかもしれない。
「けーしんさん…?」
「気ィ失うんじゃねぇぞ?」
「ッ!や、ちょっと待っ…んぅ、あ…はぁ…」
広げられた足を抱え込み一心不乱に腰を揺らした。
「や、べ…すげー締まる、くッ…」
開かれっぱなしの口からは涎が零れていて、舌先で舐めとる。たったそれだけですらピクンと体を揺らす。
全部が記憶の中のアイツと重なる
「__っ、ハル…」