Fall in love with you【R18】
第4章 ●four
シャツとズボンを脱いで下着も脱ごうと手を掛けた時、向けられる熱い視線に気づいた。
「オッサンの身体なんか見たってイイ事ねェぞ。」
「や…思ってたよりガッシリしてました。」
身体を起こして伸ばされた指先は俺の胸板に触れてなぞるように這った。
ほんのり温かい指先が通ったところから熱が広がる感覚がして背筋がゾクリと震える。
「もういいだろ。」
手首を掴んで再びベッドに押し倒し、脱いだズボンのポケットから財布を抜いてゴムを取り出す。
いつも持ち歩いてんのかって?
そりゃいつ何があるか分かんねぇからな。
いい加減我慢の限界を感じボクサーパンツを下ろすと久しぶりの女に痛いくらいに立ち上がった陰茎。
ピリッ、っとビニールを破り藍原と俺を唯一隔てる膜を被せる。
「烏養さん、ソレ…入り、ますか…?」
「あ?まぁ大丈夫だべ」
「いやいやいや、大き過ぎませんか??」
「嬉しい事言ってくれんじゃねーか。」
「褒めてませんて!」
「あーもう、うるせぇな。」
うるさい口は俺の口で塞いだ。
「もう、我慢の限界なんだよ…」