Fall in love with you【R18】
第2章 second
恋の話とかバレーの話とか年甲斐もなく話しまくって、気が付いたらいい感じの時間になっていた。
「じゃー俺らもう帰るね!お代いくら?」
「3000円でいいですよ!」
「え!?もっと行ってるでしょ!」
「私の相談に乗ってもらったんでサービスです!私のお給料から差っ引いてもらいます!」
「そんなの大人としてのプライドが許しません!」
「3000円以上払ってったら嶋田マート行ってお代突き返しますからね。」
大人顔負けの反論に言い返す術がなくなった俺は素直に3000円だけ支払った。
「毎度ありがとうございました!またのお越しをお待ちしております」
完全にしてやられた俺達は繋心の肩を担いで店の外に出た。
「繋心いつまで寝たふりしてんの?」
「俺は寝てます。」
「たっつぁん、優稀ちゃん呼んで来て」
「すんません起きるんで止めてください。」
優稀ちゃんが繋心のどこが好きか聞いた時から起きてるのなんかバレてんだよ。