第5章 カラス
私は優月さんに家に送ってもらった。
「あの、ありがとうございました!」
私は頭を下げた。
「いいよ。じゃ、またな」
そう言って優月さんは私の頭を撫でた。
そうして、バイクで走り去ってしまった。
家に帰るとお母さんが嬉しそうにやってきた。
「彼氏いるなら教えてよぉ!デートしてきたの?」
お母さんはウキウキしているようだった。
「彼氏じゃないよぉ!疲れたから寝るね!」
私はそういうと部屋に戻った。
なんだか怖くてPCの電源を引き抜いた。
そうして、お風呂に入り、
眠りについた。
…明日は休みだぁー