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第4章 GAME START


「お前の属性は"火"だな。そのままヒトガタを撃ってみろ。」

私は優月さんに言われるまま
さきほどの人形を撃ってみた。

"ドンッ!"

先ほどとは違い大きな火の玉のような銃弾が飛び出た。

人形に当たると、人形は一撃で倒れた。

「わぁ…!一撃で倒れましたよ!」

私は嬉しくなって優月さんの方を見た。

「これが属性攻撃だ。でも、属性攻撃はずっと使い続けることができない。MP(マジックポイント)を消費するからな。」

「まじっくぽいんと?」
また聞き慣れない言葉に頭がハテナでいっぱいになった。

「あれだろ?魔法とか使うときに消費するやつだろ!」
陽くんは嬉しそうに言った。

「そうだ。MPが切れると属性攻撃使えなくなるから、上手に通常攻撃と組み合わせて使うんだぞ。」

優月さんはそう言ってニコっと笑った。

「はい!」

「いい返事だ。」
そう言って優月さんは再び私の頭を撫でてくれた。

・・・男の人に頭を撫でられるのはあまり慣れてなくて
なんだかドキドキしてしまった。



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