第14章 襲撃
麗「じゃあ、また今度ね。リボーン君。」
スクッと立ち上がった麗は、雲雀を抱え上げて部屋を出て行った。
ツナ「・・・リボーン、鷹宮さんって・・。」
リボーン「・・・人の記憶か何かに干渉出来るんだろ。」
ツナ「・・・それで、骸の事・・。」
リボーン「誰にも言うなよ。」
ツナ「・・・?何で??」
リボーン「何でもだ。」
ツナ「・・・分かった。」
静かになった部屋。しかし、ツナの身体の異変によってそれは終わった。
ツナ「いったたたたっ!?何コレ!!?」
リボーン「小言弾の反動だな。身体への負担が痛みとなって返って来たんだ。」
ツナ「うそぉっ!?いだだだだっ!!!」
翌日、麗は病院にいた。
麗「草壁さん、大丈夫?」
草壁「はい、自分は明日には退院します。・・・委員長は・・?」
麗「目を覚まして、学校に戻ろうとしてたのを引き留めたとこ。」
草壁「・・・委員長・・。」
呆れながらも、どこか嬉しそうな草壁。
麗「恭弥はしばらく入院らしいから、仕事あったら回してね。」
草壁「・・・では、お言葉に甘えて書類系はお願いします・・。」
麗「了解。」
パタンッと扉を閉める。
麗は携帯を取り出してどこかへ電話をかける。
麗「・・・私です。・・・うん。順調。このままいけば、いけるかな。・・・うん。またね。」