• テキストサイズ

ラベンダーに誘われて

第18章 未来











バタバタとツナ達は負傷した入江正一に駆け寄る。






ツナ「大丈夫ですか!?」
入江「な、んとか・・・!それより、麗さんを・・・!」




白蘭「さぁ。約束だよ。ボンゴレリングと麗チャンを僕に渡してくれるよね?」



バタバタと合流した観覧組。その中に麗の姿を見つけると白蘭はパァッと顔を明るくさせた。






白蘭「麗チャン、こっちにおいで。君は今日から正式にミルフィオーレの人間になるんだよ♪」
恭弥「ふざけないでくれる?麗を渡すわけないでしょ?」

麗「・・・。」



京子「・・・麗、ちゃん・・?」


麗「・・・命令よ。ボンゴレ側は下がりなさい。」
武「麗っ!!何言ってんだよ!!!」



麗「女王として命ずるわ。このチョイスの結果は無効とする。」



ピタリと笑うのをやめた白蘭。






麗「女王として、世界征服を企む人間の元に7³を置く事は認めない。」
白蘭「・・・何言ってるの?麗チャン。そんなの出来るわけないでしょ?」



「いいえ。出来ます。麗さんの言う通りです。」





新たな少女の声。その声に全員が一斉に振り向く。




リボーン「・・・!!ユニ!!」
ユニ「お久しぶりですね。リボーンおじさま。」
ツナ「リ、リボーンおじさまぁ!?」




ユニ「ブラックスペルのボスとして、アルコバレーノのボスとして、このチョイスは無効とさせて頂きます!」

白蘭「・・・ユニ。いつの間に?」
ユニ「私の精神は遠くへ避難させていたので無事だったんですよ。・・・麗、お姉さま。」



麗の方を見て涙を浮かべるユニ。




麗「・・・ツナ君達と一緒に行きな。」
ユニ「・・・はい・・!!」



ユニの頭を撫でると麗はツナの方に向く。





麗「ユニちゃんをお願い。この子とおしゃぶりを守ってあげて。」
ツナ「え・・・えぇぇええっ!?」
麗「この子がいなかったら7³は完成しない。・・・連れて逃げて。」




/ 170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp