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【銀魂】夜桜が咲く頃に

第15章 〈南九〉あなたと共に


「!?」
 九兵衛は驚いた。
(それって、つまり……)
「おばば!」
「は、はい!」
「今から風呂を出る。南戸に言ってくれ。部屋にいろ、と」
「え!? わ、若様!?」
 おばばは声を上げたが、九兵衛はその声を聞く前に風呂から出てしまった。

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