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【銀魂】夜桜が咲く頃に

第15章 〈南九〉あなたと共に


「ハア!」
 ここは剣術の名家・柳生家の道場。今日もここでは厳しい稽古が行われていた。
「うわー!」
 1人の男が道場の床に叩きつけられる。
「まだまだ。その様じゃ、この道場の名に傷が付く。もっと修行をするべきだ」
「は、はい! 若様!」
 男は土下座をして、目の前にいる人を見上げた。
「よし、次」
「は、はい!」
 その後も、その人は次々と門下生を倒していった。
「あーあ、またやってるよ。精進してるね〜」
 道場を覗きに来た少しチャラい男は竹刀を握って門下生を相手にしている“女の子”を愛おしそうに見つめていた。

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