第4章 もう、逃げない。
リナリー『はぁ、ぁ、っく……』
どうしたの、イノセンス
発動して、お願い。
守らせて。
━━血ガ足リナイノ
リナリー『え??』
声が聞こえた。
━━血ガ欲シイノ
リナリー『血…』
身体が重い。
そうか、貧血でイノセンスが。
輸血??そんな暇はない。どうしたら
AKUMA『何してるんだ??女』
リナリー『しまっ』
クロス『何してんだ??AKUMA』
ズドンッ
至近距離でクロスの弾丸を受けたAKUMAはすぐに消滅した。
リナリー『げ、元帥っ
すみません…』
リナリーは自分の不甲斐なさに顔を背けた
クロス『結晶型は血がなくなると自動的に主を守るためにイノセンスを解くと聞いた。
お前は血を流し過ぎたらしいなぁ』
クロスは左腕の袖を破くと
その辺に落ちていた硝子の破片で手首を切り裂いた
クロス『飲め。
血を求めてんだろ??
目がそう言ってる』
リナリー『っ…』
リナリーはクロスの血を見ると息を飲み
腕をつかむと噛み付いた
クロス『っく……いいな、こういうプレイも………
けど、血に依存するんじゃねーぞ。』
クロスはリナリーを抱くと優しく囁いた。