• テキストサイズ

ヒーローはどうしても私を可愛たがるようで。*ヘタリア*

第2章 宿泊行事(仮)にて


二日目、迎えたくない日が来た。

藍架「………ない」
私の服、というか鞄そのものがない。
持って行った犯人は分かってる。舞季ちゃんだ。
疑いたくはないけど、ほぼ100%の確率であの子がやったはず。

部屋に今舞季ちゃんは居ない。

別にやり返すつもりなんてない。
むしろ部屋の外から出られない理由ができて嬉し……くはない。
アルフレッド君に会えない。
会えないってわかると、余計に会いたくなる。
なんでだろ。


藍架「どうにかしないと…。」
流石にこの格好のままじゃ外には出られない。



とりあえずマシュー君にメールを送った。
ら、すぐさま返信が来た。
加《大丈夫ですか?今、アルフレッドが藍架さんのところに向かいました。余程藍架さんのことが大切なんですね。》

え。

ちょ、待…これからアルフレッド君来るの…?なんでなんで…
こんな寝起きの格好で会いたくないよ


藍架「…と、とりあえず髪ぐらいとかさないt…」
米「藍架!」

前触れもなく来た。

/ 37ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp