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神様の悪戯

第7章 復讐の日


「ちょ、ちょっと待って…!」

黒川さんが本当に殺し屋なら、私は一つ聞きたいことがあった。

「なに?」

「あの三人…私とひなこをレイプした三人が消えたことにも…やっぱり黒川さんが関係してるの?」

「ああ、そうだよ。知り合いに頼んで結城ひなこの周辺を調べてもらったらすぐに特定できたからね。あいつらには消えてもらった。」

黒川さんは平然と答えた。

「消えてもらったって…殺したの?」

黒川さんはニッコリと笑った。
それは無言の肯定だった。

「続き、話してもいい?」

私は唇を噛み締めた。

黒川さんは話を続けた。

「明智政樹は建設会社に勤める建築士だった。明智政樹には妻と娘がいた。妻、明智静香(シズカ)そして一人娘の明智シュリ。」

黒川さんはまた一歩、私に近付いた。
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