• テキストサイズ

神様の悪戯

第1章 レイプ


私は、車の窓から外を眺めた。
次第に激しくなる雨。

友達に裏切られ、見知らぬ男達にレイプされ、怪しい男に拉致された。

もう、どうなってもいいや。
どうせ私のことを心配する人なんていないし。

「お前、名前は?」

唐突に男に話しかけられた。

「シュリ。」

「シュリね。俺は黒川(クロカワ)。」

別にこの男の名前なんてどうでも良かった。

「あ、下の名前知りたい?」

「別に。」

「まぁ、教えないけどね。」

この男…黒川とかいう変人は、高級マンションの駐車場に車を停めた。

「着いたよ。降りな。」

車から降り、黒川に付いて行った。

黒川はマンションの最上階の一室に住んでいた。

ベンツに乗って、こんな高級マンションの最上階に住んでるって…どうやら黒川はお金持ちのようだ。

黒川の部屋には必要最低限の物しか置かれてなく、殺風景だった。

「とりあえずシャワー浴びれば?風邪引くよ?」

「…あんた、なんなの?」

「あんたじゃなくて黒川さん、だろ?バスタオルとか浴室に置いてあるから適当に使って。」

そう言って黒川…さんは、濡れたジャケットを脱いだ。

寒いし、とりあえずシャワーを浴びよう。

私は浴室に向かった。
/ 92ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp