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【カラ松】【一松】DRINK ME

第2章 ひみつのおしろ



「さあ、着いたよ。」
ガチャガチャと男が鍵を開けた。

扉が開かれる。

「おっじゃましまーっす!」

ぺいっと履物を放り投げ、ドタドタとあがる。

男は手際よくそれを揃え、小さな背中を追いかけていった。

「うわぁ~!」

少女はこじんまりとした部屋いっぱいに詰められた本やゲームに感嘆の声をあげた。

「好きにあそんでいいからね。」

男がマスクをツマミながら話す。そのニヤついた表情の意味を少女は知らなかった。

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