第9章 あめあめふれふれ
目が覚めた、此処は何処だ?
ああ、刺されたんだっけ
「亞璃亞〜?あの子目が覚めたか見てきてくれない?」
「えー、ゲームしたい……」
「見てきなさい」
「………はーい、」
俺は慌てて寝たふりをした
なんでって面倒くさいから
「失礼しまーす……
………起きて無いよね
横でゲームして良いかな」
あっ… ←一機減った
やめっ………そこは… ←弱点で攻撃された
んっ……いっちゃう… ←獲物が逃げた
……ふっ……あっ ←死にそうで言葉にならない
ああーーっ!! ←死んだ
ああ……… ←落ち込む
わかるかな?
一応俺だって男なんだよね
そんなに鳴かれて疼かない訳ないんだよ
……結構可愛いし、
「…ねぇ、」
「わわわ、お、おはようございます」
「ん、おはよ、
あのさ、五月蝿いんだけど、何?
誘ってるの?」
「誘う?って何をですか?
ゲームしたいんですか?
なら、一緒にしましょう!ゲーム機持ってきますね!」
「え、ちょっと……って居ないし……」
ま、いっか
なかなか可愛いかったな
なんて、言わないけど、