第8章 子供だもん
「それで?どこ行くんですか?」
「んー、何処が良い?」
「決めてなかったんだ……」
「そういえば亞璃亞
昨日、何の日か知ってる?」
「え、何かあったっけ?」
「やっぱりね」
「そういや、昨日、行事もないのに何で休みとったんですか?」
「昨日さ、俺の誕生日だったんだよ」
「へー、私の友達と一緒ですね」
「友達?居たんだ?」
「失礼ですよ、居ますよ1人位
名前は確か………あれ?なんだったっけ」
「たった一人の友達の名前忘れるなんて世話ないね」
「あれ〜?まぁ、5歳の時だからなぁ」
「ふーん、その子どんな子?」
「顔立ちは臨也に似てましたね、でも性格は純粋でかっこよかったですよ?」
「初恋なんだ?」
「うるさいですよ?//」
「ははっ、可愛いよ」
「///もう!行きますよ!」