• テキストサイズ

あ、そうですか【折原臨也】

第4章 エイプリルフール


「じゃあ材料買いに行こっか」

あの後、郵便やさんに大量の服を頼んだ

「えっと、確かショートケーキでしたよね」

「苺多めにね」

「意外と子供ですよね臨也さんって」

「亞璃亞には言われたくなかったけどね」

「それ、どういう意味ですか」

「亞璃亞さ、苺好きでしょ」

「え?どうして、」

「今のは勘だよ」

「実は勘じゃなかったりして、」

「え、」

「勘ですよ」

べーと舌を出して亞璃亞は先に行ってしまった


「……仕方無いなぁ」

「信号が赤になりますよ!
遅いですよ老けてますよ赤になりますよ!」

「今から行くよ」

そう言って俺は素晴らしい笑みで亞璃亞の後を追った


(亞璃亞、ちょっとまってよ、)

(わわっ!ナイフ持ってこっち来ないで下さい!)
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp