第15章 貴方はだぁれ?
「ねえ、折原君、次はどこ行こっかぁ」
「んー、そうだなぁ、この辺でとても美味しいレストランがあるんだ、どうかな?」
「折原君のオススメならよさそうだねぇ、うん、そうしよっかぁ」
その女の人はとてもおっとりとしてふわふわした可愛らしい人だった。私なんかよりももっと可愛くて臨也ににあっているひとだった
「じゃあ行こっか…………ん?」
臨也と目があった、慌てて目をそらし、見知らぬフリをした、
幸いマスクをして髪の毛を珍しく縛っていたおかげか
「いや、人違いだったみたい、行こっか」
「?、うん」
バレずに済んだようだ