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あ、そうですか【折原臨也】

第15章 貴方はだぁれ?


最近、臨也は頻繁に外に出かけるようになった、
もともと臨也の趣味は人間観察であり、出かけることは少なくなかったのだがそれでも多くて一週間に4回程度だった(デスクワークにおわれて)

「……おかしい、おかしいよ波江さん!」

「あら、どうしたの。亞璃亞」

「あのねー、ーーーでね、ーーーなの」

「貴女婚約してから随分とヤキモチやくようになったのね、
進歩だとは思うけどそれはそれで考え過ぎじゃないかしら、



ーーアイツが他に彼女つくるなんて」


ーーそう、私が気にしているのはそこである
この前帰ってきた臨也を抱きしめた時、少しばかり香水の香りがしたのだーーー女物の

そしてこの前遂に見てしまった

それは私が寒くなってきただろうと鍋の具材を買いに行っていた時の事だ


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