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あ、そうですか【折原臨也】

第14章 とある日のとある日常【2】



「?、臨也?」

急に独り言?なんかあったのかな波江さんと

「ああ、ごめんごめん、で?なんだって?」

「それはこっちのセリフ、なんで臨也がここにいるの?」

「かくかくしかじかって訳なんだよ亞璃亞」

「ん、あ、あれ?わかる?」

「わかるでしょ」

「つまり臨也、それって私を心配してくれてるんだよね?」

「亞璃亞がそう思うのならね」

「……それってさ、期待、してもいいのかな?」

臨也は少し考えたあと決心したかのように切り出した

「俺さ、自分で料理作るほど暇じゃないんだよね」

「え?う、うん知ってる、忙しいもんね、」

こ、これって振られてる?

「でも俺レトルト嫌いなんだよね、好き嫌いも多いし」

「野菜もでしょ?そろそろ減らさなくちゃね、それ、」

臨也の嫌いなもの覚えるの大変だったなぁ、多すぎて

……私にはもう関係ないのかな

「俺の嫌いなもの覚えてんのさ、母さんと亞璃亞だけなんだよね」

「んー、回りくどいよ臨也、振るなら振るで早くしてくれないと
耐え切れそうに……ないよ」

「え?振る?ははっ、そんなこと思ってたの?亞璃亞
何だ、俺の想いなんて全然届いてないじゃん はははっ、
これは予想外だったよ」

「ち、違うの?」

「何の為に俺が亞璃亞を追いかけてきたと思ってんのさ
……そうだね、その通りだ、はっきりと言わせてもらう」

臨也が息を吸い込む












「俺、折原臨也は不覚にも一人の女を好きになったんだよ
ずっと一緒に生きる気ない?亞璃亞」





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